鳶職の経験を活かした転職先3つ【安定して稼ぐ職種は1つです】
鳶職は体もきついし将来が不安なので転職を考えています。なにがおすすめですか?

必要な資格とかがあれば知りたい。

この記事を書いているボクは鳶職経験を10年、現場経験が20年以上です。
実際に鳶職からオペレーターに転職して給料もあがり、会社の待遇も鳶職時代では考えられないほど会社の待遇もよくなりました。
学歴も関係なく、中卒でも国家資格さえとれば転職できる会社も多いです。
鳶職時代は真夏の鉄板上では「来年こそは転職してやる」
真冬の雪混じりの雨の日は「来年こそは転職してやる」
と思っていたけど、実際何をすればいいのかわからないという感じでした。
学歴もないですし、IT系なんて到底無理でしょうと思っていましたから。
この記事では鳶職の経験を存分に活かした転職先を3つ紹介します。
最後まで読むと鳶職の経験を活かした転職先を見つけることができて、今よりも年収があがり体も楽に稼げるようになるでしょう。
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鳶職から転職といっても、経験を活かすなら選択肢は以下の3つではないでしょうか。
  1. 一人親方で独立
  2. 違う業種に転職
  3. クレーンオペレーター

鳶職で一人親方として独立【きびしい】

 

そもそも鳶職で独立し、一人親方になって安定して仕事をしていくのは厳しいです。地元でない場合は特に人脈が必要。人脈ありますか?

鳶職はきついから転職を考えてはずですが、結局のところ給料体制が変わるだけでしょう。

 

会社から給料をもらうから、自分で税金を支払い確定申告もする、みたいな感じです。

従業員を雇えないなら一人親方の旨味はないでしょう。

※個人事業主としての節税対策という面ではメリットがあります。

 

そもそも職長クラスじゃないと人脈もないし仕事も認められない

ぶっちゃけ鳶職で独立しても一人親方として現場で鳶職をすることになるでしょう。

 

独立して「社長」になるのは響きがいいけど、実際は鳶職フリーランス。仕事をもらえる先はそうそうないです。

今の会社で雇ってくれないの?親会社は雇ってくれないの?

多分きびしいです。

なぜなら「俺の元を離れて独立するなら自分の力でなんとかしろ、協力なんてしねーぞ」という世界だから。

 

鳶職の世界はいまだにこんな感じです。IT系の会社のようにお互い協力して頑張っていきましょうという感じではないですね。

現場内の違う業種という選択肢は?

 

鳶職の経験を活かした転職先に以下があげられます。

  • 土工
  • 大工
  • 鉄筋屋
  • 設備屋
  • 電気屋
  • 内装屋
この職種でボクが感じたことと、多少の事実を踏まえて解説すると…。

土工=給料安いし現場で見下されそう

大工=定時が18時で残業とか早出が多そう

鉄筋屋=暑そう、鉄筋がボヨンボヨンして運ぶのが大変そう

設備屋=穴掘り大変そう、頭良さそうな人多い

電気屋=難しそう、感電しそう

内装屋=室内作業だし体は楽そう、基本的に一人作業で楽しそう、でも給料安そう

ボクのイメージと聞いた話を元にすると、こんな感じです。がおおよそ合っていると思います。

この中でボクなら転職先として内装屋さんを選ぶかもしれません。

内装屋さんを選ぶ理由

 

内装屋さんは基本室内作業。雨風も防げるし外気に直接触れないのでそこまで極端に暑くもないし寒くもないからです。

 

経験上、内装屋さんはなんだか楽しそうですよね。ラジオとか音楽を聴きながらやってますし、それこそ職人気質っぽくていいです。

 

そして多分ですが稼ごうとおもったら大いに稼げるはず。先日、朝早くクレーンで乗り込んだ時、すでに内装屋さんが仕事をしていたのには驚きました。夜勤をしていたようです。

現場によりけりだとは思いますが、他の職種だとよほどのことがない限り夜勤仕事もないですし、日曜出勤もないはずです。

稼げますし、体も鳶職よりは楽なので転職先としては大いにありでしょう。

 

圧倒的にクレーンオペをおすすめする理由

 

鳶職経験を存分に活かせるから。これに尽きます。

たとえば、現場内のルール。

  • 安全通路を歩く
  • ヘルメット着用
  • 朝礼の後の新規教育

などなど。

 

大卒上がりのクレーンオペとか現場経験のないオペなら知らないでも、鳶職を経験していると現場のルールを全て把握しているので経験を存分に活かせます。

 

他にも玉掛けの合図という点でも便利です。

今までは鳶職でクレーンを使う側だったため、オペの気持ちもわかるし、逆も然りで鳶さんとか他の職種の気持ちも理解できます。

逆に鳶職経験がないとオペレーターは厳しいでしょう。「ゴーヘー」とか「コースラー」とか専門用語も多いので。

 

玉掛けの資格や国家資格に関しては鳶職に必要な国家資格と最低限の資格を解説【稼げる国家資格も紹介】で解説しています。

 

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鳶職から転職するならオペレーターをおすすめする理由

 

の章では実際に鳶職からクレーンオペレーターに転職したボクが、鳶職から転職を考えているあなたにクレーンオペの魅力をたっぷりと紹介します。

 

おすすめできるポイントは3つ。

  1. 体が楽だから
  2. 給料がいいから
  3. 歳をとってもできるから

解説します。

 

鳶さんからみてオペは楽そうに見えた

 

鳶職時代、クレーンのオペはめちゃくちゃ楽をしているように見えました。そして実際、楽でした。

 

ちょっと昔話になります。その日は大雨でして、現場のみんなはビッショビショ。気温も低く寒い。その日は現場に25トンのクレーンが配置されていたので使おうとオペ室に向かったらオペはぬくぬく中でポテチをくっていやがったんです。

 

とはいえ、ポテチはさておき仕事的にはなんにも悪いことはしていないわけです。

そこでボクは「絶対にクレーンオペになってやる」と思い今に至るって感じ、長々と昔話をすいません。そのくらい楽な仕事がクレーンオペです。

 

なお、クレーンオペが体的には楽といっても嫌なことも大いにあります。

 

給料がいいから【安定】

 

鳶職からクレーンオペに転職すると多分ですが給料はアップします。

鳶職は給料がいいと思っているけど実際はそんなことはないですよね。そこまでよくはないです。

なんといっても福利厚生がしっかりとしていないので、もらった分を手取りと勘違いしてしまうから鳶職は給料がよく見えるだけって話。

 

その点、クレーンオペは乗務するクレーンによって給料が違ったり、完全固定給だったりと会社によって違いますが、福利厚生がしっかりとしている場合がほとんど。中にはボーナスがある会社もあります。

 

給料自体は鳶職と変わらないとしても福利厚生がしっかりとしているので安定します。

家族も嫁さんも安心することでしょう。

 

歳をとっても出来る仕事

 

クレーンオペレーターは歳をとっても出来る仕事。そこまで体を使う職種じゃないからです。

 

たとえば現場内でクレーンの移動がない場合はほとんどクレーン室から降りることはありませんし、トイレ休憩の時くらいです。あとはほぼデスクワーク状態。

 

今のボクはバイク通勤でして、昨日の移動歩数をみたら1500歩でした笑。そのくらい体を使わないので、歳をとってもできるの仕事と言えるでしょう。

 

ボクの中では鳶職はきついし戻るなんてありえない。今の正直な感想です。歳をとっても出来るので今から免許を取得して転職することをおすすめします。

 

移動式クレーンの免許の取り方についてはクレーンオペレーターになりたい【費用と取るべき資格も公開します】 で解説しています。

 

毎年鳶職を辞めて転職したいと考えている人へ

 

真夏や、雪混じりの雨でクソ寒い時「絶対に来年こそは辞めてやる」と思っているにもかかわらず、だらだらと鳶職を続けているならそろそろ転職しませんか。

 

人生は短いようでまだまだ先は長いですよ、嫌々仕事を続けていても疲れるだけです。

転職を考えているなら早めの決断をしないと転職先ではまた新人。早い転職に越したことはないですね。

 

ボクのおすすめは圧倒的に移動式クレーンの免許を取得してオペレーターをやることです。

安定してますし、歳をとってからでも続けることができますよ。

鳶職から転職するには最適な転職先だと思うので今回の記事を参考にして、ぜひクレーンオペをめざしてみませんか。この業界では一番待遇がいいと思いますよ。

 

ということで今回は以上です。

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