ダイエットや筋トレを始めて、タンパク質をとっているけど痩せないし筋肉もつかない。
痩せるためのタンパク質量はどのくらいなのだろうか?
こう言った疑問に答えます。
この記事を書いているボクは筋トレ歴7年以上です。
その間、ずっと体重×2倍以上のタンパク質をとってきました。筋肉がつかないし痩せないと思っていた時なんかは体重×3倍とか多い時は4倍もとっていた時期も。
当然痩せませんし、腸内環境は最悪。
おまけに酒を大量に飲んでいる訳でもないのに肝機能障害という健康診断結果に。
この記事では、タンパク質ばかりを多くとっても痩せない原因と、痩せる&筋肉をつけるのに最適なタンパク質量と方法を紹介します。
が、あくまでも個人が体験した感想で万人に当てはまる訳ではないと思います。
しかし、タンパク質をとりまくっているにもかかわらず、全然結果が出ないひとの参考程度にはなると思います。
ぜひ最後まで読んでみてください。
※注
この記事はたぶん、検索結果の上位には表示されません。闇ですね。
コンテンツ
タンパク質を多くとっても痩せない原因
タンパク質は多くとっても吸収されません。
そして吸収されない栄養素はそのまま、排出されてしまいます。
つまり、大量にタンパク質をとったとしても身になっていないということです。
吸収されないタンパク質は消化器官への負担にしかならない
タンパク質は体を作る重要な栄養素。
しかしタンパク質の大きなデメリットは消化に悪いということです。
つまり、大量に摂取したタンパク質は胃や肝臓、腎臓をイジメているだけで痩せたり、筋肉になったりと適切に使われません。
吸収されないタンパク質は内臓に負担をかけるだけで痩せないので注意しましょう。
タンパク質の過剰摂取で臓器が悲鳴を上げている
タンパク質を過剰摂取に摂取すると主に以下のような3つの症状が現れるでしょう。
- 内臓疲労
- カロリーオーバー
- 腸内環境の乱れ
※詳しく知りたい人は厚生労働省のサイト腸内細菌と健康も覗いてください。
ちなみにボクはほぼ毎食、鶏胸肉を200gほど食べていましたが、便が真っ黒でした。
タンパク質の過剰摂取は痩せないだけでなく、将来の健康も損なう危険があるので注意したほうがいいですね。
タンパク質は不足しない
そもそもタンパク質は不足しません。
なぜならタンパク質は一定量蓄えられているからです。
食事により取り込まれたタンパク質は,アミノ酸となって吸収され,その一部は遊離アミノ酸として存在している.遊離アミノ酸は体内で一定量が蓄えられており,この蓄えをアミノ酸プールという.アミノ酸は主にタンパク質合成に利用されるが,タンパク質分解によって得られたアミノ酸が体タンパク質の合成に必要のないものの場合や必要量以上のアミノ酸が摂取された場合,また飢餓や糖尿病など糖質がエネルギー源として利用できない場合は,タンパク質が分解されエネルギー源として使われる.
つまり、よほどのことがない限りタンパク質が不足して、筋肉が分解されたりはしないということ。
よほどのこととは、山で遭難したり、絶食の期間が数日したりという極限の状態ですね。
タンパク質は不足しないですし、せっせとタンパク質を過剰に摂取しても痩せませんし効果も出ません。
タンパク質は普通、不足しませんよ。
タンパク質を必要だと叫ぶ理由【闇】
企業の収入源はプロテインドリンクやサプリメントの販売にありますよね。
つまり、利益のため。
プロテインを販売する会社は多くの商品を購入してもらい会社の利益を上げています。
もちろん、企業は利益を追求するべきなのでなにも悪いことはしていません。
しかし、消費者として思考停止で企業の宣伝を鵜呑みにするのは今の時代においてちょっと危ないと思います。
咀嚼もせずにただ流し込むだけのプロテインはタンパク質の過剰摂取につながりますし、多くとったからと言って効果がでるわけでもありません。
※このブログでもプロテインをおすすめしていましたが、今のボクはノンプロテインドリンクです。プロテインを飲むのであればデメリットも理解した上で利用するようにしましょう。
効果を実感できる痩せるタンパク質量【プロテインと鶏胸肉をやめました】
なぜなら吸収されないタンパク質は内臓への負担になるだけで無意味だから。
健康的に筋肉を維持して脂肪だけを減らせるタンパク質量はボクの場合、体重×1倍前後でした。
万人に当てはまるとは言い切れませんが、少なくとも腸内環境が悪く内臓にも負担が掛かっている人はタンパク質量を体重×1倍前後にしてみることをおすすめします。
プロテインと鶏胸肉をやめました
上記のとおりで、プロテインドリンクと鶏胸肉をやめました。
正確には、鶏胸肉ばかりと言う食事をやめたと言うのが正しいかもしれません。
以前の食事は
- 白米200g
- 鶏胸肉200g
これを3食。ほぼ毎日といった生活でした。
当然、痩せませんし腸内環境も最悪。
筋トレや有酸素運動で疲れているにも関わらず、夜は全然寝付けないということが多かったです。
健康になりたいはずなのに、不健康まっしぐら><
タンパク質を体重×1~1.5倍で2週間過ごした結果
プロテインと肉だけの食事をやめて白米をメインにしたら
- 腸内環境が改善
- 体重が落ちた
- 寝つきがよくなった
という感じで、なにごともやる気に満ち溢れるようになりました。
そして、当然ですがダイエットも順調。
毎日白米を1キロ以上食べているにも関わらず、スルスルと痩せております。
たしかにタンパク質は体にとっても必要な栄養素。だからといって過剰にとってもやせませんし、消化にも悪いです。
いま、なにかしらの障害や悩みはあるのであればタンパク質の摂取量を見直してみることをおすすめします。
タンパク質少な過ぎない?
でもさすがにタンパク質、少な過ぎじゃないの?と思うかもしれません。
ご安心を。
なぜなら、タンパク質は単体でとるよりも複合的にとるほうが吸収されやすく効果を実感できるからです。
具体的には肉やプロテインドリンクからではなく、我々日本人になじみのある白米からタンパク質をとるようにします。
ちなみに、白米と大豆系の食品と組み合わせることで本来はアミノ酸スコアが65の白米も100になるということです。
タンパク質は肉からと思っている人は、上記の動画をみてください。
たぶん、考え方が一新しますよ。
具体的な食事例はこんな感じ
最近はインスタでも紹介していますが、具体的な食事例を紹介します。
朝
- 白米300g
- 納豆1パック
- 豆腐1丁
- 具沢山味噌汁1杯
昼
- 白米300g
- 鮭1切れ(100g)
- 味噌汁1杯
夜
- 白米400g
- 納豆1パック
- 家族と食べる適当なタンパク質
- ※少しの鶏胸肉だったり、卵料理だったりします
上記の食事でタンパク質は体重×1倍よりも多い量になります。
タンパク質は消化に悪いです。多くとり過ぎても吸収されないと負担になるだけですし、痩せません。
そしてよく噛んで食べるのが、消化器官に負担をかけないコツ。
咀嚼も運動なので、よく噛んで食べると痩せる手助けになりますよ。
タンパクをとっても痩せない【一般人には過剰】
ということで今回は以上です。
いい体を目指す一般トレーニー
いまよりも痩せたいと思っている
上記のように思っている人にとって、タンパク質はとり過ぎても痩せません。
そして多くの人はタンパク質を過剰にとっていると言ってもいいでしょう。
たしかにゴリゴリのゴリマッチョを目指して海外で活躍を目指しているようなレベルなら多くのタンパク質が必要かもしれません。
しかし、繰り返しますがあくまでも一般トレーニーレベルでナチュラルなら体重×1倍前後のタンパク質で十分。
とくにオナラが激臭だったり、疲れやすかったりと腸内環境が悪い人はタンパク質が多いかもしれません。
せっかく健康的でいい体を目指しているのに不健康だと本末転倒ですので、過剰なタンパク質の摂取はやめるべきです。
とはいえ、あくまでも個人の意見なので参考にできる部分は参考にしてもらう程度でOKです。
まったりと筋トレ&ダイエットライフを継続していきましょう。